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コロナ禍で変わったこと、そしてこれからを考える ⑤教育その2

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コロナ禍で変わったこと、そしてこれからを考える ⑤教育その2

コロナ禍で変わったこと、そしてこれからを考える ⑤教育その2

2022/12/01

こんにちは、クレヨンGETスクール英語講師の池田です。今日は前回に引き続いてコロナ禍において、特に日本の小中高学校を取り巻く教育環境についてどのような状況に至っているのか、実際の子供を持つ保護者へのアンケートをもとに考えてみたいと思います。

前回、1回目のブログ投稿時に、中高生の「勉強の心配」という項目が非常に多く回答されているということを述べましたが、
それでも、子供自身が『自分で勉強する』という回答もあったようです。

ところが、小学生においては、「保護者に勉強を教えてもらう」というケースが増え、学習時間は総合的に昨年より増えたようです。

臨時休業中の子供達は、家でテレビ、スマホ、ゲームなどのスクリーンタイム(画面を見続ける時間)が小中学生で7割、高校生で6割増えて、生活リズムもずれたと回答しています。

そのような中、文科省は2020年5月に入り、「社会全体が長期間にわたり、この新たなウィルスとともに生きて行かなければならないという認識に立って、学校に追える感染及びその拡大のリスクを可能な限り低減しつつできるところから段階的に実施可能な教育活動を開始しその評価をしながら再開に向けての取り組みを進めていく」という考えを示しました。

分散登下校、ICT(Information and Communication Technology)、すなわち情報とコミュニケーション技術を最大限活用しての教育方法を推奨し、感染拡大防止への対策をしながら、給食に関しても、黙食というスタイルを示しました。

感染リスクが高い学習活動、例えば大きな声で話す活動、理科でおなわれる生徒同士が近距離で活動する実験や観察、音楽で行われる室内で児童生徒が近距離で行う合唱、およびリコーダーや鍵盤ハーモニカ等の管楽器演奏、図画工作の鑑賞活動、家庭科などの調理実習、体育の運動や、接触運動などは工夫が必要でした。

6月5日に文科省から感染症対策と子供達の学びの保障の両立を目指す方針が出され、感染リスクを可能な限り低減しつつ、学校活動を継続する方針をとっていくことになりました。

家庭との連携の中から、児童生徒の心身の健康状態を把握し様々な悩みやストレスに関して、必要に応じて養護教諭やスクールカウンセラーによる支援を行う事としました。

夏休み期間の見直しや、土曜日の活用、補習の実施、学校行事の見直しで、何が学校でできて、何が学校でなくてもできるのかを見極めていきました。

2020年6月1日の時点で、学校全面再開や、短縮授業実施又は分散登校実施のいずれかで学校再開している割合は9割を超えるまでになったようです。

 

次回に続く。。
 

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