ピクトグラムについて
2021/08/27
こんにちは、クレヨンGETスクール、英語講師の池田です。
本日は、オリンピック開会式でも話題になったピクトグラムについてご紹介です。
ピクトグラム(pictograph)または(pictogram)とは、英語で、一般には、『絵文字』、『絵単語』などと呼ばれます。
何らかの情報や、注意を示すため、表示される視覚記号(サイン)の一つです。
皆さんは単純な構図と明瞭な色で表現されているこのサインを、皆さんは街を歩くとたくさん目にすると思います。
トイレ、駅、乗り物、案内所、エレベーター、避難場所、などにて、、
言語を問わず、視覚に訴え、誰にでも簡単に分かり合える、素晴らしい標識ですね。
特に、国内だけでなく、海外でも世界中に広がっています。今回、オリンピック、パラリンピック開催にあたり、国際空港や、競技会場でも、種目の表現などにもこのピクトグラムが登場しました。
では、このピクトグラムの導入はいつ、どこで始まったのでしょうか?
日本での導入きっかけは1964年の東京オリンピック開催時に、外国語によるコミュニケーションを取ることがなかなか難しい場合に公共施設に備えられました。
「優先席」のサインや、「非常口」のお馴染みのサインはこの時に日本で考案されたものです。
国際的に日本が使われることを許可したために、世界的に使用されるようになったものもあり、(一部は国によって、意味合いや受け取り方が違ったりするといった、文化の違いなども踏まえ、国際標準化が求められているところであります。)
そして、毎回オリンピック、パラリランピックの競技は入れ替わりがあったり、新種目ができたりすることもあるためにサインに注目度が高まっております。
今年は開会式の際に、アナログスタイルで、中に人間が入ったパフォーマーが演者となり、「動くピクトグラム」としてユニークな演出で約5分間に50ほどのオリ、パラ全種目を表現したのはスリリングでもあり、ハプニングあり、感動アリの、内容でした。
世界中の視聴者がいる中で、ワクワクする気持ちを共有できたのはとても良かったと思います。
開会式に参加された選手の皆さんは、実際にそのテレビ枠で映っていた以外に、悪戦苦闘、苦労して動く演者らの様子を目撃したことになります。
そういう見方も、ものすごく興味深いですね。
実際舞台の上ではピクトグラム演者3名と小道具準備役2名、合計5人でのパフォーマンスだったようです。
コロナ渦中で、状況が刻々と変わる中、今年の2月にオファーを受け、構想3ヶ月、なかなか合同練習もできない中で切磋琢磨して、完成させた素晴らしい作品でした。
日本のピクトグラムにも賛辞を送るとともに演者とサポートスタッフにも同様の賞賛を!!!
まだまだオリパラは続きます。。。
ブログもづづく。